美術手帖 17年10月号新しい食 掲載いただきました。

美術手帖 17年10月号新しい食 掲載いただきました。-------------------------私たちは日々、何かを食べて生きている。自分がどういうものを食べているのかを知ることは、自分が生きる環境の構築に主体的に関わる第一歩となる。巨大企業の利益追求により工業化され、目に見えなくなってしまった食の供給システムや、遺伝子組み換え食品、食品添加物のリスクなど、食をめぐる問題はあまりに大きい。本特集では、そんな現状において、食を通じて新しい未来のあり方を模索する取り組みに大小問わず注目したい。何を、どう、食べるのかが問われる現在の「食」の動向と、その可能性を探っていきたい。INTERVIEWキーパーソンと考える食の未来土井善晴 食の基本「一汁一菜」という提案野口勲 「タネ」から考える生命の循環高橋一也 守るべき「古来種」野菜秋山佳胤 「不食」という思想-------------------------ワタリウム美術館で野菜の販売をするときもそうですが、思わぬところで、ご紹介いただいたり販売したりすると、思わぬ切り口で、野菜の素晴らしさを見ることができます。角度を変えてみてみると、昔からずっと変わらずにそこにあること、と、今だからこそ変わっていきながらも、そこにあること、に出逢えたりするのです。そんな時間が、私たちや農家さんに生きぬいていくヒントをもらったりもして。相互に、そういう意識でいれることのできる場、というのは、すごく、いいなと思ったりします。ご掲載いただき、ありがとうございました。意味もわからず、この本を手にしていた頃が懐かしいです。


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古来種野菜とは?「伝統野菜」とか「在来種」「固定種」と言われる野菜の総称。種が代々受け継がれてきた野菜や、種から育ってきた野菜たちのこと。私たちが願いを込めて、古来種野菜と呼びはじめました。 僕たちは、古来種野菜を食べてもらいたいと思っている八百屋です。

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