長野県上田市へ 有機生産者の交流会

長野県上田市、その近辺で有機農業をされている方で比較的若手の方々との交流会がありました。(写真がなくてすみません。。。)美しが丘のベリー園、東御市で自然農でお茶を作っているかた、地元野菜のねずみ大根を作っている方、小麦、お米、大豆を作っている方など、約10名ほどの交流会です。有機農業で野菜を作っているけれど、上田市にあるレストランや旅館(別所温泉が近くなので)17件のうち、有機野菜を扱えるのは4件のみだったそうです。いくつか契約をしているお客様はいるけれど、十分、満足のいくように販売できてはいないので、残った野菜のほとんどは、道の駅などで販売する。そうすると、道の駅の相場で売る=慣行の野菜と変わらない値段ということになるようです。そうすると生産者さんたちは、「なぜ有機で野菜を作っているのかわからなくなってくる」と、口々におっしゃいました。大豆、小麦はつくってもつくっても全く採算があわず、所得保証はあるけれど、制度その自体もおかしいと。有機JAS認証は小さな農家にはこまる。果樹は今は贈答品として販売もできているが、10年後、20年後に、「お歳暮」や「お中元」の文化がどうなるかわからない。自信があるいちごを作っている。けれども買ってくれる人が定着しないため、ジャムにしかしていない。など、とにかく今感じている不安を沢山お話してくださいました。東京は、というより、土をもたない都会では、スーパーに頼るしかない状況の中、流通さえうまくいけば、きちんと感じてくれる人の中のところへ、手塩にかけてつくったお野菜が届くはずなのになって、感じています。その、農家さんの不安や苦労さえ、私たちは一緒にいただかないといけない。だって、都会には土がないのだから。農家さんは都会でできた仕組みや工業製品を買ってるよ。ありがたい、ありがたい、って使って喜んで楽しんでる。だから、都会の人は、農家さんがつくった野菜をありがたい、ありがたい、って買って食べて喜んでほしい、と思う。

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古来種野菜とは?「伝統野菜」とか「在来種」「固定種」と言われる野菜の総称。種が代々受け継がれてきた野菜や、種から育ってきた野菜たちのこと。私たちが願いを込めて、古来種野菜と呼びはじめました。 僕たちは、古来種野菜を食べてもらいたいと思っている八百屋です。

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