自然農 松尾靖子さん

九州で一番最初に自然農をはじめた松井靖子さんを訪ねました。本当に素敵な方で、くるくると目を輝かせて、さまざまな食のことについてお話を聞かせていただきました。その中で、とても興味深いお話が。「私が好きなだけなのです。興味があって好奇心があって。だから、私が好きなものを沢山つくって、それを皆さんにおすそ分けする気持ちで作ってるんです」これはまさしく私たちwarmerwarmerの活動の中で感じていることを、言葉にしてくださった瞬間でした。自家採取のお野菜は、農家さんの個性がでてくるんです。松尾さんのお野菜はきっときらきらとしていて、ほんのり優しく、きっと野の味がするんじゃなかって思いました。畑もひとまわり。あそこの森からここの土までがうちの農園です、ということで歩いてみるとそれはそれは広く、森につづく畑。森の一部。森の中。そんなイメージです。12月には本も出版されるようでますますご活躍されるよう。松尾さんは、「おすそ分けの気持ちだから旬のものをすぐに食べてほしいから、 こういうものが入ります、とか、こういうものがほしい、という リクエストはなんとなくもったいないと思うのです」と。まさしく、そのとおり!私たちは農家さんがそのときにおいしい!と感じているものをご紹介する、それを当たり前のことにしたいと願っているのです。その考えは食だけではなく、多くの物事に共通する認識。松尾さんのおすそ分けセット、販売できるよう準備をすすめます。どうぞ、お楽しみに。

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古来種野菜とは?「伝統野菜」とか「在来種」「固定種」と言われる野菜の総称。種が代々受け継がれてきた野菜や、種から育ってきた野菜たちのこと。私たちが願いを込めて、古来種野菜と呼びはじめました。 僕たちは、古来種野菜を食べてもらいたいと思っている八百屋です。

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