2012/06/9.10 キチムでの旅する八百屋!

いまごろになって、キチムでの八百屋さんを振り返ってみます。今回は岩崎さんのお野菜を中心にセレクト。9日の土曜日はざーざー雨だったので、お客様は少なかったのですが、10日の日曜日は沢山の方がランチをしに来てくださって、それから、私達の八百屋を見にきてくださった方もいらっしゃって、終始、楽しくてさまざまな出逢いのあった、2日間でした。9日はアリスウォータースさんに学ぶ会もありましたし。(その内容はまた後ほどアップしますね)こちらのポスターはエディブルスクールヤードの財団からぜひ使ってください!とはるか遠くサンフランシスコから堀口さんが運んできてくださった、もの。このポスターはいわゆる日本語でいう、「読み、書き、算盤+食育」のようなメッセージなんですが、アリスの想いが1つのポスターとなっています。その前にお野菜や、アリスの関連書籍などを飾りました。この空間こそ、私達が八百屋として表現したかったものの1つです。こちらは毎年私達が楽しみにしてならない、岩崎さんのタマネギです。「七宝」という品種のもので、今現在はほとんど作られておらず、市場には全くといっていいほど、流通していません。そのわけは。貯蔵にむかないということ(それでも3週間は持つのに!)市場では、何ヶ月も日持ちする品種のものを好まれますので自然とこの「七宝」はつくられなくなりました。ので、岩崎さんが毎年がんばって作ってくださっています。タマネギの固定種がなくならないようにと。とにかく、このタマネギは美味しいのです。甘くて甘くて、そのまま生で食べても、さわやかだし、熱をいれると、しっとりと甘い。(ってこのブログで何度も紹介してますね)みんなタマネギは大好きだから、本当に沢山の方に買っていただきました。ありがとうございました!こちらは金沢の在来種「打木赤皮栗カボチャ」西洋かぼちゃの一種ではあるのですが、日本かぼちゃのように少しねっとりした味わいがあります。各地方にはいろいろな地かぼちゃがあって、岩崎さんは、福島ミニかぼちゃ、北海道地かぼちゃ、などを作られています。こちらは、新じゃがいもと赤じゃがいも。どちらもほくっとしていてとっても美味しいです。新じゃがいもは皮がとっても薄いので、調理がしやすいですよね。そして、新じゃがならではの美味しさもあります。私達も大好きな野菜のひとつ。ポタージュにすると、美味しい!(この日のキチムの古来種プレートでもポタージュがありましたね)キチムでは毎週末に岩崎さんのお野菜のランチプレートがでます!今回のメニューはこんな感じです。もちろん私達もいただきました。お野菜を販売しているすぐ近くで同じお野菜を調理してもらって、それを食することができる。ずーーーーーーっと前からずっと前からイメージしていた、こと。八百屋、だけじゃなくて、その素材の食べ方もそのお野菜のストーリーも届けられる、そんな2日間だったと、思います。

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古来種野菜とは?「伝統野菜」とか「在来種」「固定種」と言われる野菜の総称。種が代々受け継がれてきた野菜や、種から育ってきた野菜たちのこと。私たちが願いを込めて、古来種野菜と呼びはじめました。 僕たちは、古来種野菜を食べてもらいたいと思っている八百屋です。

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