朝日新聞 6月27日へ掲載いただきました(コンポスト活動について)
武蔵野市でコンポスト活動をしています。週に1度、近所のご家庭やレストランから生ゴミを集めて堆肥をつくり、その堆肥でお野菜をつくっています。その活動が、このたび、朝日新聞社に掲載されました。コンポスト活動のお話、というより、東京都内のゴミについてのお話です。東京23区ではゴミは有料化されておらず東京都下ではゴミが有料化されています。その背景にはメリットもデメリットもありますが、ただ、一般家庭からでるゴミの量については23区よりも東京都下の家庭ゴミが明らかに少ない、ということは有料になったがゆえ、その意識が高くなってきている、とも。サンフランシスコでは生ごみをコンポスト化するようになったことで、埋立ごみが15%減ったそうです。その最大の功労者は外食業界。「レストランの多くは、自分たちの生ごみを加工したコンポストを使って栽培した野菜を使っている」と。私たちは、先日すぐ近所の宅地を農地にする活動もはじめました。そこでつくられる野菜や植物は種からきちんと育てられたものでコンポストでつくられた堆肥を使い、その野菜をつかってレストランが料理をすれば。武蔵野市でそのカタチがひとつのモデルケースになればきっと少しずつでも広がるのかなと。私達の「心」と「土」が近くなる、そういうことだと思うのだけど、ほら、だって土は死骸でできてるからね。この場所が農場としてどう変化していくのかは未知数ですが、どうかすこーしずつうまくいきますように。こんなことばっかりやってる八百屋です。
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