はたけな、って何ですか?

「はたけな」ってなんですか?よく聞かれます。ほうれん草と小松菜の間の子みたいな感じですーと、よくお伝えするのですが、この、はたけなさん、実は京都の伝統野菜なのです。すっごく味がしっかりしていて、青菜好きにはもってこい!もってこい!の一品です。江戸時代の貝原益軒の『採譜』に記録がある伝統野菜で、もともと菜種油採り用に栽培されていたものが、冬から春先の青物が少ない時期に、やわらかい葉を煮物などして食べるようになったそうです。からし和えや油炒めにするととても美味しい!東京ではなかなか買えないです。農家さんはこの、はたけな、を在来種から育てています。ほうれん草や小松菜がメジャーな葉ものですが、この、はたけな、さんも食べてほしい!と、作り続けているのです。だから、私たちはいっつも、はたけな、と、小松菜、は、ちょっと離れたところに置いて、違いがよくわかるようにしているのです。先日のdaylightkitchenの八百屋では、みなさん、はたけな、に興味深々。一度食べてみるわ!と、あっという間に売り切れてしまいました。少しずつでもいいので、いろんな方に味わって楽しんでほしいなと思います。そうそう、daylightkitchenさんのテイクアウト用のマフィンが復活!一人で買い占めてしまいました。今回は米粉のマフィンと、リンゴのマフィン。朝ごはんに食べると、なんだか幸せな気分になるのです。ほくほくしていて、懐かしい味です。みなさんもぜひお試しくださいね。

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古来種野菜とは?「伝統野菜」とか「在来種」「固定種」と言われる野菜の総称。種が代々受け継がれてきた野菜や、種から育ってきた野菜たちのこと。私たちが願いを込めて、古来種野菜と呼びはじめました。 僕たちは、古来種野菜を食べてもらいたいと思っている八百屋です。

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