7年越しの出会いです。高知県のもちきび。

やっと、やっと出会えました。7年前、一度食べて忘れられなかった高知県のもちきび、です。当初は八百屋をはじめたばかりで農家さんとの、社会との、信頼関係もありませんでした。大切に伝統的に育てられてるのは食べてわかること。そんな野菜をこちらから探し求める、ましては、ください、などということは大変、おこがましい。と感じていて。その種とその歴史とその重さを想うと誰かに手渡すとか、食べてもらうとか、見てもらうとか、自信がなかったのもひとつ。だから、ひたすら待っていました。そして、やっと、やっと、です!今回、おばあちゃんはもちきびを湯がいて冷蔵で送ってくれました。気温や冷蔵庫の関係もあって、写真でみてわかるように少し凍っています。なぜ、湯がいて、送ってくださったのか、は、これから続いていくおばあちゃんと私たちの関係の中で少しずつわかっていくことなんだなと、感じています。単純な優しさかもしれない。でも、単純なことではないかもしれない。あんたらみたいなよくわからんもんにこのもちきびのことはすぐにはわからんよ「たね」ってなんじゃろねよく考えやというメッセージに聞こえます。

warmerwarmer

古来種野菜とは?「伝統野菜」とか「在来種」「固定種」と言われる野菜の総称。種が代々受け継がれてきた野菜や、種から育ってきた野菜たちのこと。私たちが願いを込めて、古来種野菜と呼びはじめました。 僕たちは、古来種野菜を食べてもらいたいと思っている八百屋です。

0コメント

  • 1000 / 1000