夏の種市 ありがとうございました。

夏の種市へお越しいただきました皆様、あの時間や空間を共有させていただき、本当にありがとうございました。そして、出店してくださった生産者の皆様、料理家の皆様、トークでお話いただいた方々、それから、オーガニックベースのスタッフ様、本当におつかれさまでした!種市が終わった次の日は、前回同様に、ふらふらで。エネルギーが未来にむかっているフラフラで。すごかったです。マーケットでも「春の種市」以上に、全国各地から古来種のお野菜たちが届きました。生産者の方の想いが、過去から現在、そして未来に向かっている、それを感じられる野菜ばかり!!場を華やかにかざり、たくさんのメッセージが野菜から発信されていたように感じがしました。また、ご来場いただいた方々の熱気に、私自身も胸が震え、初日から相変わらず、涙する場面が何度かあったのですが、ここは涙を見せては行けないと自分に言い聞かせながら、2度、隠れ涙をした3日間。そして、この3日間ずっと考え続けていたこと。それは、これから「種が大切だ」と言い続けるにあたり、これから何が大切なんだろう、半歩先へ自分たちが進むために、何をテーマにすればいいのだろうと、ずっと考えていて、その答えがみつかりました。それは「物語」です。「先祖から受け継いできた野菜には、必ず物語がある。それは、種を守って来た人々の物語でもあり、その地域や村の物語でもある。その物語を、どのように後世に受け継ぐか」そして私たち八百屋はこの物語をどう人々に伝えて、古来種野菜を知ってもらうのか。新たな「挑戦と創造」の連続です。ひとつひとつ紐ときをしながら大切に発信していきたいと考えています。夏の種市で同じ時間を過ごした方々とともにさらに走り続けたいと思います。本当に、みなさま、ありがとうございました。種市に関わっていただいた方々の物語も、大切にして、次の章に向かいましょう!warmerwarmer高橋 一也

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古来種野菜とは?「伝統野菜」とか「在来種」「固定種」と言われる野菜の総称。種が代々受け継がれてきた野菜や、種から育ってきた野菜たちのこと。私たちが願いを込めて、古来種野菜と呼びはじめました。 僕たちは、古来種野菜を食べてもらいたいと思っている八百屋です。

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